新商品開発秘話「グランレザーステッチ」 

新商品開発秘話「グランレザーステッチ」 

新商品開発秘話「グランレザーステッチ」 

「粋々」の企画制作・販売をしております、

株式会社HIRASAWA 広報部の萩原と申します。

10月15日より順次発売の「粋々」新商品ご紹介のため、

本日は社内にあります粋々事業部を訪ねています。

今回は開発者による「粋々」に対する考え方などを中心にお届けいたします。

 

 

広報:

10月15日に発売された「グランレザーステッチ」について教えてください 。

開発者:

今回はホテルや旅館内のレストランを意識した商品をデザインしました。

高級感は勿論ですが、お店の広さや格調高いインテリアに負けない素材感や

ダイナミックなサイズが必要だと思いました。

広報:

ダイナミックなサイズとのことですが、粋々はお客様の手持ちのプリンターで

メニュー印刷ができる事が前提なので、A4サイズが絶対条件なのですよね。

開発者:

そうです。ですがA4サイズではホテルの荘厳な雰囲気やインテリアに負けてしまう。

A4の紙をいかに大きく見せるかが一番の課題でした。

広報:

そして高級感ですよね。

開発者:

上質に見せるための仕様ですね。

例えばこの「グランレザーステッチ」のステッチのミシン縫いの箇所は、

一見ただのミシン縫いに見えるかもしれませんが、

この表紙の厚さではミシン針が通りません。

実は表と裏をそれぞれ縫い、貼り合わせています。

広報:

そこまで手間をかけて厚さを表現したかったのですね。

開発者:

この厚さが高級感に繋がります。何度も何度も試作品を作りました。

広報:

苦労の連続だったようですね。

開発者:

多くの職人さんの協力を得て、他社にはない商品を作っています。

その為に販売に至るまで1年近い年月を費やします。粋々の商品は、

メニューを見せるのではなく「魅せる」が私達の考え方です。

メニューブックによって、お店のお料理をより魅力的に表現するお手伝いが出来たり、

インテリアの一部として店内を素敵に魅せる存在になれたら本当に嬉しいです!

また、その為に多く商品にカラーバリエーションも揃えています。

広報:

見た目へのこだわりも勿論ですが、

店舗のオペレーションについてもこだわりが詰め込まれていますね。

開発者:

グランレザーステッチは、台紙タイプとビニールポケットタイプ、

2種類の仕様を用意しました。

どちらもメニューを変更する際に組ネジを外す必要がなく、

簡単に入れ替えが可能です。粋々の商品は、デザイン性だけでなく、

お店のスタッフの方達のオペレーションも常に意識して開発しています。

その辺もなるほど~!と手に持っていただければ幸いです、笑。

開発者:

いくら見栄えが良くても、オペレーションが負担になる商品では意味がありません。

飲食店ではメニュー変えの時期が度々訪れます。すぐに中身が交換できることや、

ネジなどのパーツを紛失してしまっても1つから注文が可能など。

アフターフォローにも気を抜きません。

広報:

飾り物ではなく、働き者ですからね、メニューは(笑)

開発者:

ですがオペレーションにばかり気を取られていると「便利な物」しか生まれない。

メニューとして使えれば何でもいいという考えではなく、

お店の美味しさを想像させる助けが出来ると言いますか、

たとえ文字だけのシンプルなメニューでも上質のメニューブックによって、

文字からだけでも「美味しそう」と想像できるような。

広報:

メニューブックの存在感というのは小さいようで大きいですよね。

開発者:

テーブル、椅子、壁紙、インテリア、全てこだわってお店をオープン!という時でも、

そういえばメニューは?というのがよくある話です。

そのこだわりのお店で出すお料理を紹介する大事なものなのに。

広報:

大事なところなのに!と思われますが、存在感としてはメニューブックって地味なのかな?

という気も正直します(笑)

開発者:

テーブルや椅子に比べれば地味かもしれませんけど。粋々はカスタムも多様なので、

セミオーダーで作ることが出来ます。お店のロゴを入れるのならば、

箔押しもゴールドの他にこげ茶など、選べます。ネジの色も、中表紙の色も。

広報:

豪華なイメージだけではなく、落ち着いた雰囲気も出せるのですね。

ホテルだけではなく、個人の一軒家レストランとかも引き合いがありそうですね。

開発者:

そうです。箔の色を変えるだけでも雰囲気はガラリと変わりますよ。

色々な飲食店にフィットすると思います。

広報:

セミオーダーとはいえ、お店のロゴのデータをいただいてから

10日程度でお届けすることが可能なことも良いですね。

何より売っているそのままズバリではなく、自分のお店のカラーが

メニューブックで出せるというのは嬉しいですよね。

完全オリジナルで作るとなると時間も費用も相当なものですよね。

開発者:

ゼロから企画となると、それはもう大変な作業です。

ですが、既製品ではなく個性は出したいというお客様は

本当にたくさんいらっしゃいます。

粋々はそういったお客様に支持をいただいております。

広報:

本日はありがとうございました。

次回は粋々を支えるスタッフを中心にお話を伺います。

【販売全商品】

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